がん告知
ソフトバンクの王監督が胃がん!
王監督とは面識はないが、高校の先輩であるとともに、
私も胃がん手術の経験者としてとても
心配していたが、無事成功のニュースに安堵した。
忘れもしない7年前の夜、一本の電話が入った。
それは、かかりつけの医者からだった。
「検査の結果、ヘンなものがでたので?明日必ず病院に来てください」
もしかして!
翌朝病院に行くと、診察室に入るや私に対する配慮なのか、
看護婦・患者に聞こえないよう人払いをする医師!
心拍数が上がってきた。
「実は胃がんです」
「えっ!」
私は、告知するからには早期と思い医師に問う?
「早期ではありません。」
人生初めて死を意識した瞬間だった。
告知後は平常心を忘れ、誰もいない廊下で涙が止まらなかった。
幸運にも私は今も生きている。
そんな涙も元気になると、つい忘れてしまう。
入院中は、二度と剣道ができないと思っていたが、
今稽古ができるのも生きてこそ!ですね。
---PS---
「予防は治療に優る」元気で武道ができるよう、健康にご留意ください。
(ふくだ)